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就任のご挨拶

理事長 佐合 茂

晩秋の候、被保険者ならびにご家族のみなさまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より当健康保険組合の事業運営につきまして多大なご理解とご協力を賜わり、厚く御礼申し上げます。

このたび、藤代前理事長の後任として、三菱健康保険組合の理事長職をお引き受けすることとなりました。就任にあたりましてご挨拶を申し上げます。

現在、我が国の医療費は増加の一途を辿り、健康保険組合を取り巻く環境は大変厳しい状況にありますが、このような時期に理事長職という重責を担うことに、改めてその職務の重要性を実感しております。組合員の皆様が安心して医療を受けられるよう、健全な組合運営に努めるとともに、医療費適正化に向けた取り組みや、皆様の健康増進に資する事業を積極的に推進してまいります。

皆様のご期待に応えられるよう、誠心誠意、職務に邁進する所存でございますので、今後とも変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

退任のご挨拶

前理事長 藤代 勉

令和7年10月15日をもちまして、三菱健康保険組合の理事長を退任いたしました。
在任中は、皆様より温かいご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

この6年間、健康保険組合を取り巻く環境は、医療費の急激な増加や高齢者医療への納付金・支援金の負担、新型コロナウイルス感染症への対応、さらには従来の保険証からマイナ保険証への完全移行など、大きな変化と課題に直面してまいりました。そうした厳しい状況の中にあっても、常に「皆様にとって役立つ健康保険組合であること」を念頭に置きながら、保健事業の充実をはじめとする様々な取り組みを、一つひとつ着実に進めることができました。これもひとえに、皆様のご理解とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。

後任の佐合理事長は、これまで常務理事として共に組合運営に尽力されてきた方です。私の経験を引き継ぎ、新任の渡邉常務理事、組合職員たちと、今後も組合のさらなる発展に力を尽くしてくださるものと確信しております。

皆様には、引き続き当健康保険組合の事業にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。長年のご厚情、誠にありがとうございました。

新しい組合会理事・議員のご紹介

令和7年10月14日に任期満了に伴う総選挙が、10月15日に理事選挙が行われ、下記のとおり新理事・新議員が決まりましたので、お知らせします。(三菱健保の理事・議員の任期は3年です)

健康保険組合とは

日本では、原則としてすべての国民が何らかの公的医療保険制度への加入を義務づけられています。これが、世界に誇ることのできる「国民皆保険制度」です。医療保険制度にはいくつかの種類がありますが、その中で健康保険組合は、主に民間企業のサラリーマンが加入するもので、日頃から被保険者が事業主(会社)とともに支払った保険料をプールしています。これを財源として事業を実施する「助け合い」の組織といえます。加入者(被保険者とその被扶養者)が思わぬ病気やけが、出産、死亡などに見舞われて医療や現金が必要になった際には、定められた給付が行われます(医療給付事業)。また、加入者の健康保持・増進を図る仕事も重要です(保健事業)。

健康保険組合は、法律(健康保険法など)に定められた範囲内で自主的・効率的に運営されます。事業主(会社)と被保険者(従業員)から同数ずつ指名・選出された代表によって、議決や執行が行われるのです。三菱健康保険組合において、労使の代表者が協議し、加入者の実情に合わせたサービスを提供しています。

健康保険組合の組織について

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